僕のレクイエム

しばらくは運動してダイエットに励みます。釣りは引退しました!
心霊大好き。

母が来ました①

いわくつきの家を引っ越すきっかけになった話


その当時母は難病指定を受けた病を患っていた

病名は忘れたが歩けなくなる病気


東京で専門医が見つかり手術を受けにきた

手術後回復するまで入院し父も付き添っていた


いよいよ病院を出れるほど回復したが

いきなり長距離の移動は無理と判断し

両親は我が家に数日立ち寄ることになった


その日は台風が関東に近づきつつあり

生憎の暴風雨


午後3時頃に我が家に到着したが母は無言

身体の調子がよくないのかなと思ったが違った

母いわく、よくこんな家に住んでるな

早く引っ越せとの事であった


それでも久しぶりに家族全員が集まったり

孫達に会えたりと両親は嬉しそうだった


夜9時を過ぎ姉夫婦、妹夫婦は帰って行った

台風はより近づき土砂降りであった


姉、妹夫婦を駅まで送り自宅に戻ると

「呼び鈴押したか?」と母に聞かれた

「押してないよ」と答えると

外に向かって母が祈り始めた

「どうやら連れて来てしまったみたい」

つけたした


あーと少し思考停止していたら

「ブー」と呼び鈴がなった

玄関に向かって駆け出した私に向かって

「開けるな!」と大声で母

「大丈夫」と答えて玄関ドアを開けた

案の定誰も居なかった


妻と息子がびびっていたので母の側を離れないよう伝えた


我が家にとてつもない警戒感、緊張がみなぎった


続く

けむり

この頃は本当に忙しく身体は疲れ果てていた

このブログに書き込んだ事を心霊現象を否定する友人に話した時は

「脳がやられてる」と言われた

「疲れていると脳が現実にはないものを見せる」とも言っていた


そんな頃 某有名人も通うクラブに何度か行った事がある

踊るような場所じゃなく落ち着いたキャバみたいなクラブである


実は接待で連れて行ってもらい

その後勘違いして何回か通った店である


ある日指名した女の子が他のお客さんに付いていて

カウンターで無料のお酒を飲みながら待っていた

(この店は氏名以外では入店出来ないが氏名の女性が接客中の場合は

待っている間時間のカウントもなく無料でお酒が飲める)


しばらくするとヘルプの女の子がLの字カウンターの斜向かいに座った

少し話していると女の子の向こうから白い煙が立ち上った


「おい煙草!煙が出てる」と言うと

女の子は振り向き「あっやばい」と言ったが

その瞬間けむりは逆回転のようにスーと消えていった


「今の何?」と聞くと

「たぶん心霊かと」と答える

僕に顔を近づけて小声で「この店ね、こういった現象が・・・」

と言いかけた時「○○さんご指名です」とボーイに連れていかれて

しまいました


その後、『こういった現象に』ついては聞けないまま

店に通う事はあきらめました




白い女の子

いわくつきの家に住んでいた頃

庭に面してリビングがあった

元は居間だがリビングっぽくしていた


娘が4歳の頃

とある日曜日久しぶりの休みだった


昼食を食べたら僕と娘だけが家にいた

娘は近所の友達と遊ぶ約束をしていた

友達の家まで一緒に行き

4時には迎えに行くと伝えた


ソファーでごろごろして目を覚ますと午後3時

娘を迎えに行くには「まだ早いな」と思いつつコーヒーをいれながら窓の外を見た


丁度、白い服を着た娘ぐらいの女の子が門から駐車している車沿いを駆け抜け

玄関に入ってこようと左折した行動が見えた


「誰だあの子は?」あきらかに娘ではない

顔は見えなかった「娘の友達かも」と思った時

呼び鈴のブザーが「ブー」と鳴った

「はーい」と玄関を開けたが誰もいなかった


この状況を整理して考えると

玄関から先に行き僕の視界から消える方法は

➀戻る

②高さ1.8mの塀を超えて隣地に行く

③犬走りを通り抜ける(あらいぐま対策で塀を設けており通行は出来ない)

さっきの女の子では無理がある


敷地外に走り出て辺りを見渡すが誰もいなかった


女の子が来たので玄関へ行こうとしていた事もあり

通常よりは早く玄関には到着した

見間違いではなかった


しばらくして娘を迎えに行った

自宅に向かいながら女の子の事を娘に聞いてみた

娘は「パパも見たんだ?友達じゃないけど、小さいころは家で良く見たよ」

同一人物かしらないがやはりであった