僕のレクイエム

しばらくは運動してダイエットに励みます。釣りは引退しました!
心霊大好き。

初めての金縛り

向いに住んでいる爺さんに過去の話を聞いてみた

いわゆる曰くの話です


もっと凄いの想像していたんだけど

所有者の関係者が不審死しただけでした

音がするような現象は他に原因があるのかもしれません

既に更地になり分譲されたのでわかりません

今では2件の戸建てが建ってます



さて、自宅から勤務先は車で20分

満員電車じゃなくてうれしかったけど

今で言うブラックなので

AM7時からAM2時位まで働いてました


月末近くなると部下の業績を詰めなきゃならなく

会議室に呼んで、あーだこーだと

1日15人以上と面談する


そんな時突然やってきた

金縛り


椅子に座った姿勢で目は開いたまま

肩から下が動かない

腰は抜けた感じ(腰のぬかし方はいつか説明しよう)

動けないのは時間にして数秒だろうが

長く感じる


後ろに嫌な気配を感じた

その時は何かを見る事はなかったが誰か後ろに立っていた気がした


見知らぬ婆さん

柿の木を切って数日後
会社から帰ると妻から
「今日庭に出ていたら、見かけないお婆さんから柿の木を切りおったな罰当たりがっ!」
と言われたと泣きついてきた


「きっとそのお婆さん毎年柿の実が実るのを楽しみしていたんじゃないかな」
と妻に伝えた


妻は全く納得していない様子だった

いわくつきな物件

大学を卒業して金融機関へ就職した
何年か本社で勤務し30歳手前で支店へ異動する事になった
同時に引越となる


その時既に結婚しており子供が1歳という事もあって
戸建てを借りようと日々不動産屋をまわっていた


築40年経過しているが60坪程の土地に重厚な一戸建
庭もあり車も置ける
庭には大きな柿の木があった


家賃を聞いたら17万 ちょい高いので交渉を試みた
15万切れば即契約と思っていたが
11万5千円まで下がった
理由としては10年以上空家であったという事みたいだが
何故10年以上も空家だったのかは訪ねなかった
どんな理由であれ借りない選択肢はないからだ
この時点で「あやしい物件」と心はうきうきしていたが妻には内緒にした


1年程はたいした出来事はなかった
あると言えば、縁の下から錆びた包丁が見つかった事と
たまに2階で小さい子供が歩くような音が聞こえる程度であった
妻は怖がっていたが「気のせいじゃないの?」でごまかしていた


2年目になり不動産屋が「困った事はないですか?」と聞いてきた
庭の柿の木が邪魔であったので抜根してほしいとお願いした
実際、落ち葉が酷く掃除が大変だったのと
庭の真ん中に生えていたので車を停めると通行に支障が出た


数日後、不動産屋から電話があり抜根ではなく伐採なら良いと伝えられた
伐採では切り株が残ってしまうので抜根をお願いしたが
良いとは言われなかった


柿の木を切って数日してから


色々な事が起こるようになった