僕のレクイエム

しばらくは運動してダイエットに励みます。釣りは引退しました!
心霊大好き。

Y山遠足

小学校2年になり某県へ引っ越した


引っ越してもお化けや妖怪を
見たい気持ちは全く変わらなかった


3年生になった時Y山へ遠足に行く事になった


遠足当日は朝から快晴
絶好の遠足日和だ


Y山は人気の遠足スポット
なだらかで小学校低学年でも登りやすい


お昼御飯を食べる場所に向かう途中の休憩で
友達が「なあなあ、雨でも降らなかな?」と言い出した
どうやら疲れたようだ


せっかくの遠足に何言ってんだと思いつつ
確かに疲れる遠足ではあると感じた


「お墓にズボンを下ろしたお尻を向けて、両手の人差し指をお墓に向けると雨が降るよ」
と友達は言い出した


他の友達も「やろうぜ」と乗り気
三人で少し降った所あるお墓に行き
いっせーのーせで生尻と指先を向けた


休憩場所に戻り、お昼御飯を食べる場所に
向かって皆で登り始めた矢先
空が急に暗くなり始めた


まさか!と思ったが天候の崩れは更にスピードを増した


一気にどしゃ降り


先生は遠足中止を宣言
皆で大急ぎでバスに戻った


バスに戻り、お墓にお尻を向けた三人で先生に愚行を詫びたが笑われた

止まらぬ鼻血

小さい頃からよく鼻血をブーしてた


やはり7歳
この日は朝から鼻血が止まらなかった
多分夏休みだったと思う


鼻血慣れしていたので自らティシュを丸めて
鼻に詰めた


簡単に止まると思ったが
直ぐに鼻に詰めたティシュは真っ赤に染まる
取替えても何度も何度も真っ赤に染まる


親を呼んだ
「横になれ」と寝かされた


父も心配して出勤を遅らせ看病してくれた
この時点で枕元に置いた風呂桶には
逆流し口から吐いた鼻血で桶の半分まで満たされた


これは只事ではないと救急に電話する両親


その時耳元で、「どしーん」と
箪笥が倒れてきた
箪笥は僕の頭を掠めていたが怪我はなかった


でも鼻血は止まった


今でも不思議

ニアミス

お化け妖怪なんでもこいの7歳
まだ見たことはなかった


夏に家族で花火をした
ちょっとトイレに行った矢先


母が大声で「人魂~!」と
慌てて向かったが消えていた


僕以外の家族は人魂を見た


ちなみに母には霊感がある
人魂も小さい頃何度も見たと言っていた


人魂に限らず霊を早く見たいなと思ったが
初遭遇まで時間がかかる事はまだ知らない