Y山遠足
小学校2年になり某県へ引っ越した
引っ越してもお化けや妖怪を
見たい気持ちは全く変わらなかった
3年生になった時Y山へ遠足に行く事になった
遠足当日は朝から快晴
絶好の遠足日和だ
Y山は人気の遠足スポット
なだらかで小学校低学年でも登りやすい
お昼御飯を食べる場所に向かう途中の休憩で
友達が「なあなあ、雨でも降らなかな?」と言い出した
どうやら疲れたようだ
せっかくの遠足に何言ってんだと思いつつ
確かに疲れる遠足ではあると感じた
「お墓にズボンを下ろしたお尻を向けて、両手の人差し指をお墓に向けると雨が降るよ」
と友達は言い出した
他の友達も「やろうぜ」と乗り気
三人で少し降った所あるお墓に行き
いっせーのーせで生尻と指先を向けた
休憩場所に戻り、お昼御飯を食べる場所に
向かって皆で登り始めた矢先
空が急に暗くなり始めた
まさか!と思ったが天候の崩れは更にスピードを増した
一気にどしゃ降り
先生は遠足中止を宣言
皆で大急ぎでバスに戻った
バスに戻り、お墓にお尻を向けた三人で先生に愚行を詫びたが笑われた
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